開幕編「共にひらく」 — 2026.10.3–4
『さよならの放物線』——根岸憲一、初監督作品
喜乃(渡辺優美)は、母の葬儀に父・健一(竹中直人)が参列しなかったことを長年恨んでいた。叔父の和也(甲本雅裕)から健一が末期がんであることを知らされた喜乃は、父と最期の対面を果たす。静まり返った体育館で、喜乃は秘めた想いを賭け、フリースロー3ラウンドの勝負に挑む。ボールが弧を描いて空を舞うにつれ、長年の沈黙と誤解が解きほぐされていく。
出演
竹中直人、渡辺優美、甲本雅裕、米本学仁、めがね、瑞希
監督プロフィール
根岸憲一(横浜市在住)。JSC(日本映画撮影監督協会)正会員777番。玉井正夫、高田昭、篠田昇に師事した撮影監督で、代表作に『淵に立つ』(カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞)、深田晃司監督作品、『島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん』など。本作が初監督作品。